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材料(四人分):豚もも肉薄切り230g、赤唐辛子2本(3g)(小口切り)、ニンニク1片(8g)(スライス)、陳皮2g、クコの実10g、松の実10g、グリーン・ペッパー(フリーズドライ粒)1g、生姜2片(17g)(皮を剥き小さくスライス)、椎茸2枚(70g)(スライス)、赤なつめ(大紅棗)2個(7g)(種を取り出し微塵切り)、玉葱1個(240g)(スライス)、モロッコ・インゲン10本(100g)(約1cm幅に切る)、青ネギ3本(22g)(小口切り)、乾燥フカヒレ30g、食塩少々、水4カップ、ゴマ油大さじ1杯 (写真は一人分)
作り方: ① ゴマ油を熱し、中火で赤唐辛子とニンニクを炒めます。 ② 香りがたったら、豚肉を加えて炒めます。 ③ 豚肉に火がとおったら、水4カップを加えます。
④ 中火で煮立て、沸騰したら弱火にします。 ⑤ 陳皮、クコの実、松の実、グリーン・ペッパー、生姜、椎茸、赤なつめ(大紅棗)、玉葱、モロッコ・インゲン豆、青ネギを追加して煮ます。 ⑥ 10分ほど煮たら、フカヒレを加え、さらに10分ほど煮ます。
⑦ 食塩で調味したら出来上がりです。 食べるそばから、額や背中から汗が出るほど、からだが温かくなります。フカヒレが豪勢で、赤唐辛子、ニンンク、グリーン・ペッパー、生姜のスパイシーな刺激があり、豚肉が甘く感じ、陳皮の心地よい後味があります。何よりも、からだに良さそうです。 豚肉にはビタミンB1が多く含まれ、漢方では補益に食材分類されます。ビタミンB1はニンニクなどのアリシンによって体内吸収率が高められます。
唐辛子(蕃椒)はビタミンCが豊かで、果皮には辛味成分であるカプサイシンを主とするカロテノイド色素を含み、食欲や消化を促し、むくみ(浮腫)に効きます。
ニンニク(大蒜)の臭いの中にはアリシンというアミノ酸が含まれ、アリシンは抗菌作用をもち、さらにアリシンがビタミンB1と結びつくとビタミンB1よりも効力の強いアリチアミンに変わって体組織と親和性を増し、風邪の予防、肉食の消化、胃の冷痛、暑気払い、細菌性下痢、咳などに効果があり、血液凝固抑制作用、血栓溶解作用、血清脂質低下、血糖低下、白血球機能増強作用などもあるといわれています。
陳皮(ミカンの皮)は腹部膨満感を伴う腹部不快感、食欲低下、不消化性の嘔吐、痰が多い咳などの症状に用いられます。 クコ(枸杞子)には活性酸素を消去するメラトニンという抗酸化物質が含まれ、肝臓の代謝を活性化し、利尿と強壮の作用があり、疲労、腰痛、膝痛、冷感、無力感、めまい、目のかすみ、視力減退、動悸、不眠、健忘、自律神経失調、慢性の咳などに効果があります。 松の実は、めまい、白髪、老化、咳、便秘などに用いられます。 胡椒は温中散寒、和胃止嘔、止痛に効用があり、上腹部の冷痛、水様性嘔吐、生理痛などに用いられます。 椎茸はビタミンD、ビタミンB2、カリウム、食物繊維が豊富で、骨、口内炎、皮膚炎、過酸化脂質抑制、血圧安定、腸内環境調整に効果があります。
生姜の辛味成分はジンゲロール、芳香成分はジンギベロールやセスキテルペンなどで、唾液中のジアスターゼの作用を促して消化を助け、細菌に対して抑制的に働き、血液の循環を改善し、発汗を促し、二日酔いや悪阻(つわり)の吐き気止め、シャックリ(吃逆)、下痢、胃痛、風邪のひきかけ、膝痛、慢性の咳にも効果があり、強精作用もあります。 なつめ(大棗)の成分は糖と粘液質で、アデノシン、グアノシン、トリテルペノイド、サポニン類が単離され、胃痙攣や子宮痙攣の鎮痛、神経興奮の鎮静、不眠の改善、夜尿症の改善、疲労倦怠や食欲不振の改善などに効きます。 玉葱はビタミンCが豊富(100gあたり8mg)で、血液をサラサラにする作用もあるとのことです。
モロッコ・インゲンはマメ科インゲンマメ属のサヤインゲンの1種で、ツル(蔓)なしの平ザヤで、サヤの幅が広いのが特徴で、甘味が強く、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、カリウム、食物繊維が豊富です。
青ネギはニンニクと同じくアリシンを含みます。 フカヒレは肌を潤すコラーゲンがたっぷりです。
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